4. それぞれのメリットデメリット
このように、「短期集中+放置」と「長期少額積立」には、それぞれメリットデメリットがあります。ここからは、どちらを選択すれば良いか、判断するための基準を整理していきます。
4.1 「安全性」を重視するなら長期間の定額積立
高値でまとめて買ってしまうような価格変動リスクを最小限に抑えたい方には、一定額を長期的に積み立てる方法がマストです。
20年以上の長期積立であれば、相場が高い時には少なく、安い時には多く買うことができるため、購入資産の単価を標準化してリスクを抑えつつ、着実に資産形成を進めることができます。また、初めの5年間で比較すれば、月の出費が抑えられるため、急なライフイベントの出費にも対応しやすいという安心感があります。
4.2 「リターン」を狙うなら短期集中も
一方で、手元にある程度の余剰資金があり、一時的な相場の下落にも精神的に耐えられるのであれば、複利の力を最大限に活かすために、早期に資金を投入する短期集中も選択肢とすることが可能です。
短期集中で運用資産を早い段階で大きくすることにより、安定的に資産が成長した際に複利の力を大きく受けられるため、今回のシミュレーション結果のように、最終的な資産額が大きく育ってくれる期待を持つことが可能です。