3. 「10万5年」だけが正解なのか?
今回のシミュレーション結果を見ると、同じ元本600万円を投じるのであれば、なるべく短期間で資産を積み上げていくのが最善と考える人も多いのではないでしょうか。
実は、そのように断言できない部分も存在します。なぜならば、短期間で積立額を想定の上限にしてしまうことで、価格変動による元本割れのリスクを大きくしてしまう可能性があるのです。
今回のシミュレーションでは、保有期間の20年間を通して、安定的に利回り5%で運用することを想定したものです。
しかし、実際の投資は、資産価値が常に変動するため、安定的に上がり続けることはほとんどありません。
そのため、例えば積立購入した5年間が資産価値が非常に高い状態で、その後資産価値が暴落して一向に上がらなかった場合、高値で購入した資産の価値が大きく下がってしまうため、元本割れにより損失を被る可能性があるのです。
