新年度がはじまって1カ月が経とうとしています。

ゴールデンウィークを迎えたこの時期は、生活設計を新たに見直すのに良い機会かもしれません。

特に60歳代以上の方々にとって「公的年金」は日々の暮らしを支える重要な収入源です。

しかし、年金収入だけでは生活費をまかなうのが難しいと感じる場面も少なくないでしょう。

実は、そうした場合に年金に加えて受け取れる可能性のある「年金生活者支援給付金」という制度があることをご存知でしょうか。

この制度は、所得などの一定条件を満たす方が対象となり、受給するには申請が必須です。

本記事では、どのような方が「年金生活者支援給付金」の対象になるのか、具体的にいくら受け取れるのか、そして手続きはどのように進めればよいのかを、最新の情報を交えながら分かりやすくご説明します。

1. 年金生活者支援給付金とはどのような制度?

年金生活者支援給付金は、公的年金の受給額に加えて受け取れる給付金制度のことです。

この制度は、以下の3つの種類に分けられます。

  • 老齢年金生活者支援給付金
  • 障害年金生活者支援給付金
  • 遺族年金生活者支援給付金

この給付金は、「老齢」「障害」「遺族」のいずれかの基礎年金を受給している方で、公的年金などを含めた所得が一定の基準を下回る場合に、2カ月に一度支給されます。

なお、2026年度における「年金生活者支援給付金」の支給額は、前年度と比較して+3.2%の増額改定となりました。

この増額は、2026年6月に支給される4月・5月分の年金生活者支援給付金から反映される仕組みです。