3. 70歳代二人以上世帯の家計収支はどうなってる?

総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、70歳代二人以上世帯の家計収支は以下の通りです。

70歳代二人以上無職世帯の家計収支3/3

70歳代二人以上無職世帯の家計収支

出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」をもとに筆者作成

【70~74歳の家計収支】

  • 実収入:28万7725円
  • 非消費支出:3万9127円
  • 可処分所得:24万8599円
  • 消費支出:28万5844円
  • 黒字:△3万7245円
  • 平均消費性向:115.0%
  • 黒字率:△15.0%

【75歳代以降】

  • 実収入:25万2798円
  • 非消費支出:3万1563円
  • 可処分所得:22万1235円
  • 消費支出:24万8460円
  • 黒字:△2万7225円
  • 平均消費性向(※):112.3%
  • 黒字率:△12.3%
    ※平均消費性向:可処分所得に対する食費や光熱費といった消費支出の割合のこと

70歳代二人以上世帯では、毎月赤字が生じている状況です。70〜74歳世帯では平均3万7000円ほど、75歳以上世帯では2万7000円ほど不足しています。

不足する分は貯蓄を切り崩すケースが多いですが、十分な貯蓄がない場合は補填できず、経済的に苦しくなると考えられます。

老後の経済的な不安を軽減するためには、生活費の不足分を補填できるよう、十分な貯蓄があることが欠かせません。