3. 資産を築く人に共通する3つの行動習慣

ここからは、資産を効率的に築く「お金を呼び寄せる人」が持つ特徴についてご紹介します。

着実にお金を貯めることができる人と、そうでない人との間には、一体どのような違いがあるのでしょうか。

相続財産の有無や収入額の大小ももちろん影響しますが、筆者がマネースクール講師として多くの人を見てきた経験から、自らの力でお金を呼び込む人々には、共通した行動習慣があることに気づきました。

3.1 習慣1:他人との比較で消費しない

富裕層と聞くと、華やかな消費をする姿をイメージする方もいるかもしれません。

しかし、筆者が実際にお会いした富裕層の多くは、周囲の雰囲気に「流されるような消費」には決してお金を使いませんでした。

ここでいう「流された消費」とは、他人との比較を動機とする支出のことです。

例えば、「同僚が新しいマンションを買った」とか「友人が海外旅行を楽しんでいた」といった話を聞き、自分も対抗心から同じような消費をしてしまうケースがこれにあたります。

資産を築く人は、お金を使う際の判断基準が常に「自分にとって本当に価値があるか、必要か」という点にあり、見栄を張るための支出をすることはありません。

これは単純なことのように聞こえますが、実践するのは意外と難しいものです。

特にSNSなどを通じて他人の華やかな生活が目に入りやすい現代だからこそ、「この支出は自分にとって本当に必要なのか」と一度立ち止まって自問することが重要になります。

3.2 習慣2:高額な支出の前には比較検討を徹底する

資産を築く人は、より良い選択をするための労力を惜しまないという特徴があります。

例えば、保険の契約や家電の買い替えといった場面では、必ず複数の選択肢を比較検討し、自分にとって最善の選択ができるよう、十分に情報収集してから決断を下します。

反対に、支出がなかなか減らない人に多いのが、「なんとなくこの保険でいいか」とか「調べるのが面倒だから現状維持で」といった理由で、不要な固定費を支払い続けているケースです。

物価の上昇が続いている現在の経済状況では特に、家計における一つひとつの支出を丁寧に見直すことが大切です。