3. 【まとめ】正しい「売り時」を冷静に考える
では、NISAで買った商品はいつ売却すればよいのでしょうか。
1つの目安は目標の到達です。運用を続け、資産が目標額に達した場合は売却し現金化を検討するタイミングです。
また、リスク許容度の変化も売却が視野に入ります。一般に年齢が進むとリスク許容度が下がるため、ポートフォリオが同じでもリスクが高くなり過ぎてしまうことがあります。この場合、リスクを下げるため売却することは自然な取引です。
これらの共通点は、売却が能動的であるということです。相場の急落に焦り、思考を止めて資産を手放してしまうような受動的な売却は避けましょう。
普段から分散投資を心がけ、暴落に直面した際は長期運用の効果を思い出し、冷静に対応するようおすすめします。
参考資料
- 内閣府「世界経済の潮流 2008年 II ―世界金融危機と今後の世界経済―」
- 内閣府「世界経済の潮流 2012年I <2012年上半期 世界経済報告>欧州政府債務危機を巡る緊張が続く世界経済」
- 内閣府「 世界経済の潮流 2023年 Ⅱ<2023年下半期 世界経済報告>中国のバランスシート調整・世界的なサービス貿易の発展」
- 外務省「外務省 英国の EU 離脱後の日 EU 及び日英関係に係る調査・分析報告書 平成 29 年 3 月」
- MSCI Inc. 「MSCI ACWI Index (JPY)」
- 年金積立金管理運用独立行政法人「第5期中期目標期間における基本ポートフォリオについて~ 詳細 ~」
- 金融庁『「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の公表について』
若山 卓也