2. 2026年度はいくら上乗せ?月額5620円・計算式と具体例

老齢年金生活者支援給付金の基準額は、物価変動に応じて毎年度見直されます。2026年度(令和8年度)は前年度から3.2%引き上げられ、月額5620円に改定されました。

増額改定された4月分・5月分の年金生活者支援給付金は、支給要件を満たし申請手続きが完了している対象者へ、来月6月15日に支給されます。

老齢年金生活者支援給付金の基準額2/3

老齢年金生活者支援給付金の基準額

出所:日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」

ただし、月額5620円が全員に一律支給されるわけではありません。

実際の支給額は、国民年金の保険料納付済期間の長さに応じて、次の計算式で算出されます。

  • 保険料納付済期間に基づく額(月額)=5620円×保険料納付済期間÷被保険者月数480月
  • 保険料免除期間に基づく額(月額)=1万1768円×保険料免除期間÷被保険者月数480月

たとえば、国民年金を40年間(480カ月)すべて納付した人であれば、満額の月額5620円が支給されます。

一方、納付済期間が30年(360カ月)だった場合は、5620円×360÷480=月額4215円となります。

つまり、国民年金の保険料をしっかり納めてきた人ほど給付金の額も多くなる仕組みです。