コロナ禍でオンライン会議やウェビナーが急速に普及する中、ブイキューブはテレワークブースや配信システムで一躍脚光を浴びました。
業績は急拡大し、株式市場でも大きな注目を集めたものの、現在は一転して債務超過に陥り、スクイーズアウトによる上場廃止へと向かっています。
一体なぜ、あれほど絶好調だった企業が、わずか数年で市場から退場することになったのでしょうか。
株価の動きと会社からのメッセージを読み解きながら、元機関投資家の泉田良輔氏がYouTubeチャンネル「イズミダイズム」にてその転落劇の裏側に迫りました。
この記事のポイント
- コロナ禍の追い風で業績が急伸する中、同社は米国企業の巨額買収に踏み切った
- 投資家は巨額投資の回収可能性に警戒感を抱き、株価は業績好調な時期からすでに下落を始めていた
- 米国の「リアル回帰」が想定以上に早く、買収した企業ののれん全額減損という事態に陥った
- 構造的な赤字によってキャッシュが流出し、最終的に債務超過と上場廃止を余儀なくされた
- 株価は将来を織り込むものであり、当時の市場の冷酷な評価は結果的に正しかった