2026年度は年金額の引き上げにあわせて、年金生活者支援給付金も増額されました。
物価高が続くなか、公的年金に上乗せして受け取れるこの給付は、低所得の年金受給者にとって見逃せない制度といえるでしょう。
一方で、年金生活者支援給付金は、対象となっていても申請しなければ受け取れません。
支給要件は年齢や世帯の課税状況、公的年金等の収入額などによって決まり、自分が当てはまるのか分かりにくいと感じる人も多いはずです。
本記事では、2026年度の年金生活者支援給付金の給付基準額や支給要件、申請方法を整理したうえで、現代シニアの年金受給額や高齢者世帯の所得実態についても分かりやすく解説します。
1. 【6月支給分から増額】年金生活者支援給付金はいくらもらえる?
年金生活者支援給付金の給付基準額は、公的年金と同様に年度ごとに見直されます。
2026年1月23日に、2026年度の年金額改定の内容が公表されました。
国民年金(基礎年金)が1.9%の引上げ、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%の引上げとなり、年金生活者支援給付金の給付基準額は3.2%の引き上げられる見込みです。
- 老齢年金生活者支援給付金(月額):5620円(※基準額であり、実際の金額は保険料納付済期間などに応じて算出されます)
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級7025円・2級5620円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5620円
例えば、老齢年金の受給者が給付基準額どおりに支給される場合、偶数月の年金支給日に「1万1240円(2ヵ月分)」がまとめて振り込まれます。
2026年4月分から増額となるので、6月支給分(4月・5月の2ヵ月分)から反映されます。
※実際の受給額は保険料納付済期間などに応じて算出されるため、必ずしも給付基準額どおりに受け取れるわけではありません。
