2. 《雇用保険》に関わるもの:60歳以降も「働くシニア」を支える給付
60歳以降も現役で活躍される方や、お仕事を離れた際に支えとなる給付があります。
2.1 ④高年齢雇用継続給付
60歳以降も働き続ける際、お給料が60歳時点の75%未満に下がってしまった場合に受け取れる給付金です。対象者は、60歳以上65歳未満の一定の一般被保険者の方です。現在は最大で賃金の15%が補助されますが、2025年4月1日以降に60歳になる方からは、支給率が最大10%へと変更されます。
2.2 ⑤高年齢求職者給付金
65歳以上の方が離職し、次のお仕事を探す場合に受け取れる失業保険の一種です。通常の失業保険とは異なり、「一時金」としてまとめて受け取れるのが特徴です。受給期限は離職の翌日から1年間ですので、ひと段落ついたら早めにお手続きしましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)