1.2 【二人以上世帯】貯蓄額の平均値と中央値「20歳代・30歳代・40歳代・50歳代・60歳代・70歳代」
次に、J-FLEC(金融経済教育推進機構)の同資料をもとに二人以上世帯について見ていきます。
【年代別:貯蓄額の平均値と中央値】
- 20歳代:平均値525万円・中央値125万円
- 30歳代:平均値1096万円・中央値311万円
- 40歳代:平均値1486万円・中央値500万円
- 50歳代:平均値1908万円・中央値700万円
- 60歳代:平均値2683万円・中央値1400万円
- 70歳代:平均値2416万円・中央値1178万円
貯蓄データでは、平均値が中央値を大きく上回るのが一般的です。これは、一部の富裕層の多額な資産が全体の平均を押し上げてしまうためで、平均値は「生活実感より高め」に出る傾向があります。
対して、中央値はデータを順に並べた際の真ん中の人の数値を指し、より一般的な感覚に近い指標となります。統計を見る際は平均値だけに一喜一憂せず、中央値を基準に「世間のリアルな実態」を確認することが大切です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】