5. 給付金の申請と制度改正を確認し年金受給の取りこぼしを防ぐ
年金生活者支援給付金は、一定の所得要件を満たす人に対して、公的年金に上乗せして支給される制度です。
2026年4月分からは給付基準額が見直され、老齢年金生活者支援給付金は月額5620円となり、6月の支給日から増額分が反映されます。
ただし、この制度は自動的に受け取れるとは限らず、対象となった場合でも請求手続きが必要です。
老齢・障害・遺族の各給付で要件が異なり、65歳から新たに年金を請求する人や繰上げ受給している人では申請方法も変わるため、自分のケースを確認しておく必要があります。
また、給付金だけで家計不安を大きく和らげるのは難しい面もあります。
2026年4月からは在職老齢年金の基準額も引き上げられるため、働きながら年金を受け取る選択肢も含めて、老後の収入全体をどう組み立てるか考えていくことが大切です。
参考資料
- 日本年金機構「65歳の誕生日を迎える方で、老齢基礎年金を新規に請求する方」
- 日本年金機構「65歳の誕生日を迎える方で、老齢基礎年金を繰上げ受給している方」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度 」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「障害年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「遺族年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金の電子申請手順」
- 厚生労働省「在職老齢年金制度の見直しについて」
加藤 聖人