2026年4月1日より自転車の「青切符」制度がスタートしました。

特に注意したいのは16歳以上も大人と同じ「青切符」の対象であり、ルールに違反すると厳しい罰則が課される可能性もある点です。

また、「反則金」ばかりが注目される傾向がありますが、ペナルティはそれだけではありません。

場合によっては「自転車運転者講習」へ強制的に参加させられることもあります。

お金だけでなく、時間まで奪われる可能性もあるのです。

何をすれば「自転車運転者講習」に参加させられるのか、何をさせられるのか、などについて解説します。

1. 「たった2回」でアウト!誰にでも起こり得るリーチの罠

自転車運転者講習の対象となる違反行為1/3

自転車運転者講習の対象となる交通違反

出所:警視庁 自転車運転者講習制度

「自転車運転者講習」の参加が義務付けられるのは、3年以内に2回以上、違反行為をして検挙されたり、交通事故を起こしてしまったりした場合です。

青切符、赤切符の対象となる違反行為をして摘発されると、都道府県公安委員会から受講を命じられます。

例えば、通勤中、急ぐあまり一時停止を怠り1回目の青切符。その半年後、自転車運転中にスマホの着信が気になってチラッと見てしまい、2回目。

これで講習に強制参加となってしまうのです。

2. 参加は絶対に避けたい!講習の「3大負担」

「自転車運転者講習」の対象となると公安委員会から受講命令が届く2/3

「自転車運転者講習」の対象となると公安委員会から受講命令が届く

出所:警視庁 自転車運転者講習制度

自転車運転者講習に参加することになると、次のような負担が生じます。

2.1 3時間の拘束

自転車運転者講習の受講時間は約3時間です。

その間、ただひたすら座学とビデオ視聴。小テストもあるので、居眠りしたり、スマホをいじったりしながら受講するわけにもいきません。

映画なら超大作が1本観られ、家事なら1週間分の作り置きができる時間が消滅します。

2.2 受講場所の不便さ

講習場所は警察施設や運転免許試験場など、都道府県公安委員会が指定する施設です。

家から遠く、移動に長時間を要するケースも少なくないでしょう。

講習のために半日、あるいは丸1日が潰れてしまう可能性もあります。

2.3 「受講手数料」が必要

自転車運転者講習はタダでは受講できません。

約6000円の受講料を「自腹」で支払う必要があります。

これはもちろん、反則金とは別にかかります。

3. 「バックレ」は絶対NG! 無視するとどうなる?

受講命令を無視すると5万円以下の罰金に!3/3

受講命令を無視すると5万円以下の罰金に!

出所:警視庁 自転車運転者講習制度

「講習なんて面倒くさいから行かない」「講習費用がかかるなんて馬鹿らしい。無視しよう」と思う人もいるかもしれません。

しかし、「バックレ」は絶対にやってはいけません。

受講命令を無視すれば、「5万円以下の罰金」が科せられます。

数千円の反則金を惜しんだり、講習受講を面倒がったりした結果、5万円も徴収されるなんて、これほどコスパもタイパも悪い話はありませんよね。

安全運転の大切さを改めて確認するためにも、万が一受講を命じられた場合は、必ず従うようにしましょう。

4. お金も時間も無駄にしないためにも安全運転を!

自転車の交通ルールが新しくなり、警察も違反に目を光らせています。

反則金によって家計に痛手を被らないためにも、また貴重な自分の時間を講習に費やさないためにも、改めて交通ルールを確認し遵守するようにしましょう。

参考資料

小野 温子