【子ども・子育て支援金】はどうやって徴収される?保険制度別「年収別」負担額目安をチェック
子ども・子育て支援金における「実質的な負担なし」と「免除」の考え方とは?
shintako/shutterstock.com
2026年4月分から「子ども・子育て支援金」の徴収が始まり、家計への影響に関心を持つ方も多いでしょう。
この制度は医療保険料に上乗せして負担する仕組みで、会社員の場合は主に5月支給分の給与明細から反映されると見込まれています。
一方、自営業者などは自治体から送付される納付書によって確認する形となります。
政府は「実質的な追加負担はない」としていますが、給与明細には新たな控除項目として表示されるため、負担が増えたように感じる可能性もあります。
本記事では、年収ごとの負担の目安や制度の内容を整理し、手取りへの影響について具体的に見ていきます。
1. 2026年4月からスタートした「子ども・子育て支援金」とは?
「子ども・子育て支援金制度」は、児童手当の拡充や保育サービスの充実を進めることで、子育てしやすい社会環境を整えることを目的とした仕組みです。
令和8年度から始まる子ども・子育て支援金はどんな制度?何に使われるの?

出所:こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度のQ&A」
この制度は年金受給者も対象に含まれており、2026年4月分以降は年金からの天引きという形で負担することになります。
また、この支援金は「すべての世代・すべての経済主体」で支える仕組みとされており、対象範囲は広く設定されています。
そのため、子どもがいない世帯や、年金収入を主な生活基盤としている高齢者も対象となります。
政府は、子育て世帯以外にとっても、少子化対策を通じて社会や地域の持続性を高め、国民皆保険制度の安定にもつながる点に意義があると説明しています。
では、シニア世代における「子ども・子育て支援金」は、具体的にどのような形で徴収されるのでしょうか。
著者
ファイナンシャルアドバイザー。京都教育大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。個人・法人の資産運用コンサルティング業務に従事。「株式・投資信託・債券」などを中心とした資産運用や、保険商品を活用した相続対策など、お金に関するトータルサポートをおこなった。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員資格)、AFP(Affiliated Financial Planner)保有。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)