6. 年金生活者支援給付金の増額と受給条件を踏まえた4月の確認ポイント
2026年度は年金生活者支援給付金が増額され、老齢年金生活者支援給付金は月額5620円(基準額)となります。
物価上昇が続くなか、一定の所得水準にある年金受給者にとっては、家計を下支えする制度として改めて確認しておきたい内容です。
ただし、この給付は誰でも自動的に受け取れるわけではなく、年金の種類ごとに所得要件や世帯要件が設けられています。
特に老齢年金生活者支援給付金は、同一世帯の全員が住民税非課税であることなどが条件となるため、自分が対象かどうかを確認したうえで、必要な手続きを行うことが重要です。
また、2026年4月からは在職老齢年金の基準も見直され、年金を受け取りながら働く人にとっては、これまでより就労と年金を両立しやすくなる見込みです。
年金額そのものだけでなく、上乗せ給付や制度改正も含めて把握し、自分に合った老後の収支設計につなげていきましょう。
参考資料
- 日本年金機構「65歳の誕生日を迎える方で、老齢基礎年金を新規に請求する方」
- 日本年金機構「65歳の誕生日を迎える方で、老齢基礎年金を繰上げ受給している方」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度 」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金の電子申請手順」
- 厚生労働省「在職老齢年金制度の見直しについて」
加藤 聖人