春の訪れとともに、新年度を迎え、生活設計やお金のことを見直す良い機会ですね。

特に60歳代を迎えられると、公的年金だけでこの先の生活をまかなえるだろうかと、漠然とした不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、年金収入や所得が一定の基準額以下の方々の生活を支えるために、年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」という制度があるのをご存知でしょうか。

この記事では、どのような方が給付金の対象になるのか、具体的にいくら受け取れるのか、そして手続きはどのように進めればよいのか、一つひとつ丁寧に解説していきます。

ご自身が対象になるかを確認し、これからの暮らしに少しでもゆとりを持つための一助として、ぜひ最後までお読みください。

年金生活者支援給付金の基本概要

年金を受給している方々の生活を支援する目的で、2019年に「年金生活者支援給付金制度」が始まりました。

この制度は、受給要件を満たす対象者に対し、2ヶ月に1度、公的年金の支給日に合わせて給付金を支給するものです。

年金生活者支援給付金は3種類に分かれており、受給している基礎年金の種類によって「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」が設定されています。

それぞれの給付金には所得などの要件があり、これを満たす基礎年金の受給者が対象となります。