せっかく咲いたバラを、少しでも長く眺めていたい。そんなガーデナーの切実な願いをかなえてくれるのが、一輪の花の寿命が長い、花もちのよいバラです。
ひとつの花がゆっくりと時間を刻みながら、優雅に咲いて散るまでの至福のひととき。今回はバラ栽培歴30年の筆者が、おすすめの花もちのよいバラを、参考価格とともに紹介します。
記事後半では、美しい花姿を長く維持するために、花芽の数を調節する芽かきのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「花もちがいいバラ5選と芽かきのコツ」にまつわるあれこれ
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- 《長く咲くバラ》花もちがよく長く楽しめる品種5選
- 今が適期!バラの芽かき「時期&やり方」3つのコツ
2. 《長く咲くバラ》花もちがよく長く楽しめる品種5選
2.1 レオナルド・ダ・ヴィンチ
気品と風格にあふれる「レオナルド・ダ・ヴィンチ」2/12
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ローズピンクの花が愛らしいレオナルド・ダ・ヴィンチ。芸術家の名にふさわしい、気品と風格にあふれ、長年多くのガーデナーに愛されてきた名花です。
クラシックな雰囲気を漂わせる花は、花弁が肉厚で雨にも強く、一度咲き始めると7~10日間ほど咲き続けます。
※参考価格:3500円~5000円前後(大苗)
2.2 ボレロ
清らかな花姿が魅力の「ボレロ」3/12
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ボレロは純白の花弁が幾重にも重なり、清らかな花姿。花からはトロピカルフルーツのような、濃厚で甘い香りが漂います。
樹高が低くコンパクトにまとまるため、鉢植えや花壇の前面、あるいはベランダのような限られたスペースにも最適です。
※参考価格:3500円~5000円前後(大苗)
2.3 ピエール・ドゥ・ロンサール
庭を華やかに彩る「ピエール・ドゥ・ロンサール」4/12
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つるバラの代表格で、豪華なカップ咲きの花が咲くピエール・ドゥ・ロンサール。花の中心に向かって、淡いピンクが濃くなるグラデーションが魅力です。
春のみの一季咲きですが、大きな花が長い期間咲いて庭を華やかに彩り、まれに秋に返り咲きすることもあります。
※参考価格:3000円~4500円前後(大苗)
2.4 レッド・エデン
情熱的な深紅色の「レッド・エデン」5/12
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レッド・エデンは情熱的な深紅のカップ咲きが魅力のつるバラ。日差しや雨にも強く、花弁が多いため、ゆっくりと時間をかけて開花していく過程を長く楽しめます。
深い緑の照り葉と、ベルベットのような質感の赤い花のコントラストが鮮やかです。
※参考価格:3500円~4500円前後(大苗)
2.5 ムンステッド・ウッド
庭に重厚感をもたらす「ムンステッド・ウッド」6/12
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深みのある落ち着いたクリムゾンレッドの花が咲くムンステッド・ウッド。紫を帯びた奥行きのある色調が、庭に重厚な空気感を与えます。
花弁が最後まで崩れにくく、散り際まで美しさを保つのも魅力です。花からはダマスク香にフルーツの甘みが混じった香りが漂います。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
3. 今が適期!バラの芽かき「時期&やり方」3つのコツ
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3.1 大きくならないうちに芽かきをする
芽かきをおこなうのに適したタイミングは、新芽が3〜5cmほどに生長した頃です。早すぎると芽の良し悪しが判断しづらく、残した芽が予想に反してうまく育たないかもしれません。
また、芽が大きくなりすぎると、株のエネルギーが無駄に分散され、枝が混み合って風通しが悪くなります。
品種や環境によって生育スピードに差がありますが、一般的に遅くとも4月上旬までには、芽かきを済ませておくのがおすすめです。
3.2 内向きの芽を優先して取り除く
株の中心に向かって伸びようとしている、内向きの芽をまず取り除きましょう。そのままにしておくと、生長した際に枝が交差し、株の内側の風通しや日当たりが悪くなります。
株を真上から見下ろして、重なっている枝や葉がなく、株の中心部に空間が保てるようにするのが理想的。外側に向かって伸びる元気な芽を優先して残すことで、一輪一輪に日光が均等に当たり、花もちもよくなります。
3.3 一枝の新芽の数を調整する
1本の枝に残す新芽は2~4芽ほどがよいでしょう。少なくするほど一輪が大きくなりますが、花はやや小さくなってもたくさん咲かせたい場合は、多めに新芽を残すという選択も可能です。
また同じ節から複数の新芽が集まって出ることもあります。その場合は最も勢いのある芽だけを残して、ほかを取り除きましょう。
4. 花もちのよいバラで心ゆくまで楽しむバラのある暮らし
ゆっくりと開き、時が止まったかのように咲き続けるバラたち。花もちのよいバラは、穏やかにその表情を変えながら、最後の瞬間まで優雅さを保ち、日々の暮らしに彩りと癒やしを与えてくれます。
芽かきはバラを元気に育てるためのひと手間ですが、必ずしもおこなう必要がある作業というわけではありません。栽培経験が少なく、芽を選択するのに不安があるという方は、芽かきをしなくても大丈夫です。
自然に任せてもバラはたくましく育ち、美しい花を咲かせます。まずは気負わず、お気に入りのバラをみつけて、心ゆくまでその優雅さを堪能してみませんか。
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