春が来るたび、庭の片隅から「今年も会えたね」と語りかけてくるような愛らしい花々。そんな心安らぐ春の風景を、庭につくってみませんか。

今の時期は、春に満開を迎えるための植え付けをする絶好のチャンスです。今回は植えっぱなしで春に花が咲く多年草を6種、参考価格とともに紹介します。

記事後半では、多年草の魅力ポイントについてもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「植えっぱなしで毎年春に花が咲く多年草」にまつわるあれこれ

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紫と白のツートーンの花

purwanto lim/shutterstock.com

  • 植えっぱなしOK!毎年春に花が咲く「春植え多年草」6選
  • 多年草の魅力3つのポイント
  • 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

2. 植えっぱなしOK!毎年春に花が咲く「春植え多年草」6選

2.1 ディアスキア

小さな花が次々と咲く「ディアスキア」2/11

サーモンピンクの花を咲かせているディアスキア

Alex Manders/shutterstock.com

小さな花が次々と咲きこぼれる姿が愛らしいディアスキア。花弁の後ろにツノのような突起があるのが特徴です。

日当たりを好みますが、真夏の高温多湿は少し苦手なため、梅雨前に軽く切り戻して風通しをよくしましょう。

一年草の品種もあるため、タグを確認してから購入してください。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

2.2 西洋オダマキ

生命力が強い「西洋オダマキ」3/11

うつむき加減に咲いている桃色の西洋オダマキ

Kazakov Maksim/shutterstock.com

西洋オダマキはうつむき加減に咲く花が幻想的。山野草の品種よりも花が大きく、八重咲きやツートンカラーなど、華やかな品種が多いのが魅力です。

こぼれ種でも増えるほど生命力が強く、毎年あちらこちらで新しい花を咲かせます。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 ベロニカ

青や紫の花穂が美しい「ベロニカ」4/11

紫の花を咲かせているベロニカ

Kabar/shutterstock.com

空に向かって伸びる花穂が美しいベロニカ。庭に縦のラインをつくり、青や紫の花が咲き誇る様子が涼やかです。

強健な性質で、開花後に切り戻すと脇芽が出て再び花を楽しむことができ、長く庭を彩ってくれます。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.4 ローダンセマム

清楚な花姿の「ローダンセマム」5/11

花芯が黄色で白い花弁のローダンセマムの花

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ローダンセマムはマーガレットのような花が清楚な雰囲気。美しいシルバーリーフと、愛らしい花のコントラストが絶妙です。

日当たりのよい場所に植えて、過湿に気をつければ、年々見応えのある姿へと生長します。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.5 ワイルドストロベリー

季節の変化を楽しめる「ワイルドストロベリー」6/11

赤い実を複数つけているワイルドストロベリー

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春に咲く小さな白い花と、その後に実る真っ赤な実がかわいいワイルドストロベリー。秋には紅葉も楽しめ、1年を通して見どころが尽きません。

ランナーと呼ばれる茎を伸ばして地面を覆うように増え、グランドカバーとしても活躍します。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.6 ブラキカム

優しい雰囲気の「ブラキカム」7/11

薄紫の花を沢山咲かせているブラキカム

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ブラキカムは繊細な細い葉の間から、1〜2センチほどの小花が開花。丈夫な性質で、環境が合えば春から晩秋までの長い期間、可憐な花を咲かせます。

野趣あふれる花姿で、ナチュラルで優しい雰囲気の庭には欠かせない存在です。

一年草の品種もあるため、タグを確認してから購入しましょう。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3. 多年草の魅力3つのポイント

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緑の中に咲く紫やピンクの花々

77jitka/shutterstock.com

3.1 植え替えの手間がかからない

多年草の最大のメリットは、一度植えれば長年にわたり成長し続け、毎年花を咲かせてくれることです。シーズンごとに苗を植え直す手間が省けるため、忙しい方でも無理なくガーデニングを続けられます。

最初に苗を買うだけで長く楽しめるため、お財布に優しいのも嬉しいポイント。年月を経て株が大きく育っていく様子は、まさに育てる喜びを実感させてくれます。

3.2 季節の訪れを告げてくれる

冬の間、地上部が枯れて何もなくなった場所から、春の訪れとともに顔を出す新芽。そんな生命の神秘を感じられるのが多年草の醍醐味です。

庭の花が咲くことで、四季の移ろいを感じられます。毎年同じ場所で再会できる安心感が愛着を生み、親しみ深い庭にしてくれるでしょう。

3.3 年を追うごとに美しさが深まる

植えたばかりの頃よりも、2年目、3年目と時が経つにつれて、環境に馴染み、花付きがよくなっていくのが多年草の特徴。根が地中深くまで張ることで、年々丈夫になり、自然な風景を作り上げてくれます。

株が大きく広がることで、雑草が生える隙間を埋めてくれる効果も期待でき、景観の美しさとメンテナンスの軽減を同時にかなえてくれる、ガーデニングの心強い味方です。

4. 季節の巡りを知らせる多年草で春の訪れを満喫

ワンシーズンで終わってしまう一年草とは異なり、毎年同じ場所で再会できるのが楽しみな多年草。一度根付くとあとはほとんど手間いらずで、庭を華やかに彩ってくれる頼もしい存在です。

慌ただしい日常の中でふと立ち止まり、四季の移ろいを肌で感じるのは、贅沢なひとときと言えるでしょう。庭に咲く多年草の美しい花を眺めながら、春の訪れを満喫してみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?9/11

一年草、多年草、宿根草の違いとは

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

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