暖かな陽気に誘われて、この春からガーデニングにチャレンジしてみませんか。初心者には一度植えたら植えっぱなしで楽しめ、最小限の手間で毎年季節の訪れを知らせてくれる多年草がおすすめです。

多年草のたくましい生命力は、「枯らしてしまったらどうしよう」という不安を和らげてくれるでしょう。今回は初心者にも育てやすい春植えの多年草を6種、参考価格とともに紹介します。

記事最後には、初心者が多年草を栽培する際のコツについてもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「初心者におすすめの春植え多年草」にまつわるあれこれ

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白い花を咲かせているイベリス

Iva Vagnerova/shutterstock.com

  • 植えっぱなしOK!初心者におすすめのお手入れ簡単な「春植え多年草」6選
  • 《初心者向け》多年草栽培4つのコツ
  • 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

2. 植えっぱなしOK!初心者におすすめのお手入れ簡単な「春植え多年草」6選

2.1 宿根サルビア

初夏から秋まで咲く「宿根サルビア」2/11

紫色の花を咲かせている宿根サルビア

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品種が豊富で、花姿もさまざまな宿根サルビア。一年草のサルビアよりも落ち着いた発色のものが多く、ナチュラルな庭づくりには欠かせません。

初夏~秋にかけて長い間花が咲き、日本の夏でも元気に育ちます。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 クリーピングタイム

絨毯のように広がる「クリーピングタイム」3/11

ピンク色の花を咲かせているクリーピングタイム

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クリーピングタイムは地面をはうように広がるのが特徴。春には株全体が小さなピンクや白の花で覆われ、まるで花の絨毯を敷いたような美しさです。

強健で、多少踏まれても枯れないほどの生命力を持っています。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 イベリス・センペルビレンス

白い小花が可憐な「イベリス」4/11

白い小花を咲かせているイベリス

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真っ白で可憐な小花をこんもりと手毬状に咲かせるイベリス。葉が見えなくなるほど花が密集し、庭を明るい印象にしてくれます。

花から漂う甘い香りも魅力的です。

イベリスには一年草の品種もあるため、タグをよく確認してから購入しましょう。

※参考価格:200円~800円前後(3号ポット苗)

2.4 ペンステモン

気品ある花姿の「ペンステモン」5/11

桜色の花を咲かせているペンステモン

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ペンステモンはスッと伸びた茎にベル型の花を穂状に開花。凛としたたたずまいに気品があり、庭の中段から後方に植えると、立体感のある美しい風景を作ってくれます。

花色もパステルカラーからシックな色まで多彩です。

品種によって開花期や暑さへの耐性が異なります。タグを確認し、なるべく暑さに強い品種を購入すると育てやすいですよ。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.5 アスチルベ

日陰でも元気に育つ「アスチルベ」6/11

ビビッドピンクと薄桃色の花を咲かせているアスチルベ

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フワフワした円錐状の花穂が魅力のアスチルベ。雨に強く、梅雨時期のどんよりした空気を明るく華やかにしてくれます。

日陰や半日陰でも元気に育つため、シェードガーデンにおすすめです。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.6 アガパンサス

涼しげな花色が美しい「アガパンサス」7/11

青紫の花を咲かせているアガパンサス

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アガパンサスは、青紫や白の花が涼しげ。長い茎をスッと立ち上げ、花火のように咲く大きな花が存在感バツグンです。

数年経つと株が大きく充実して花数が増え、見応えのある大株へと成長します。

※参考価格:400円~1000円前後(3号ポット苗)

3. 《初心者向け》多年草栽培4つのコツ

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花壇で土をすくっている人と、黒いプランター

Drazen Zigic/shutterstock.com

3.1 植え付け時の土づくりにこだわる

多年草は一年草とは異なり、同じ場所で育ち続けます。そのため、植え付け時に根が伸びやすい環境を整えてあげることが、大切なポイントです。

土に腐葉土や堆肥を混ぜ込み、水はけと通気性をよくしておきましょう。最初にしっかりとした土壌を作っておくことで、毎年元気に芽吹き、美しい花を咲かせます。

3.2 株間を広めにとって植える

苗を買ってきたときは小さく見えますが、多年草は年々株が大きく生長します。つい隙間なく植えたくなりますが、株同士が密集しすぎると、風通しが悪くなって蒸れや病害虫の原因に。

生長後を見越して、やや余裕を持って植え付けましょう。ゆとりを持って植えることで、のびのびと根を張り、数年後には見応えのある立派な株へと育ちます。

3.3 水やりはメリハリをつけて

毎日決まった時間に水を与えるのではなく、土の表面が白っぽく乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本です。つねに土が湿った状態だと、根腐れの原因になります。

しっかり乾いてからたっぷり水を与えるという、「乾と湿」のメリハリが、丈夫な根を育てるポイントです。

3.4 肥料は控えめが基本

多年草は種類にもよりますが、肥料をあげすぎると葉ばかりが茂り、花が咲きにくくなることがあります。そこで肥料は基本的に控えめにするのがおすすめです。

植込み時に元肥として緩効性肥料を施せば、あとは春の芽吹き時期と花後に、少量与えるだけで十分。過保護にせず、植物自体の生きる力を引き出すように管理しましょう。

4. 季節の移ろいを教えてくれる多年草で手間いらずのガーデニング

一度根付けば、植えっぱなしで毎年開花する多年草。植物の生きる力に任せるだけで、時が来れば芽吹き、花を咲かせて、季節の移ろいを鮮やかに教えてくれます。

こまめに世話をしなくても、年々生長していくたくましい姿が、植物を育てる自信を与えてくれるでしょう。ナチュラルな姿が魅力の多年草を庭に植えて、豊かなガーデニングライフを楽しんでみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?9/11

一年草、多年草、宿根草の違いとは

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

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ピンクの花を咲かせている、クリーピングタイム

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6.2 約半年間ずっと咲く花で、お金をかけない庭づくり

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犬や黄色、オレンジなど、色とりどりの花を咲かせている、ジニア

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