バラは広い庭がなくても場所をとらない鉢植えで、地植えと同様にキレイな花を咲かせてくれます。近くでじっくりと楽しめる鉢植えだからこそ感じる魅力も。
今回は、筆者がバラを鉢植えにしてよかったと実感しているメリットや、実際に鉢植えで育てているバラを4種、参考価格とともに紹介します。
記事最後にはこれから夏に向けて、鉢植えバラの管理ポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「プランターに植えてよかったバラ」にまつわるあれこれ
「植えてよかった」バラの鉢植え1/7
Nick Beer/shutterstock.com
- バラを鉢植えにしてよかった!プランター栽培「4つのメリット」
- プランターに「植えてよかった」鉢植えでも育てやすいバラ4選
- 鉢植えバラの夏の管理「4つのポイント」
2. バラを鉢植えにしてよかった!プランター栽培「4つのメリット」
鉢植えできれいな花を咲かせている、クイーン・オブ・スウェーデン2/7
筆者撮影
2.1 花の美しさや香りのよさを身近に感じられる
我が家の鉢植えバラは、テラスや玄関などに置いています。朝カーテンを開けたとき美しい花が咲いているのを見ることができ、ドアを開くと甘い香りが漂って、いつも身近にバラを感じられるのが最大のメリットです。
2.2 雨で花が傷む心配がない
強い雨が降ると、せっかく咲いたバラが重そうに頭を下げ、花弁が散ってしまうのでガッカリすることも。鉢植えなら雨の日は軒下や屋根のある場所に移動できるので、慌てて支柱を立てたり花弁が傷んだりするリスクを大幅に減らせます。
2.3 真夏の強い日差しから守れる
筆者は夏の暑さが強烈な関西地方に住んでいるため、真夏の強すぎる日差しが毎年悩みのタネ。鉢植えにしておけば西日の当たる時間帯だけ移動できるので、光をコントロールしてバラのストレスを軽減できるのが強みです。
2.4 病害虫に早く気づける
バラに発生する病害虫は、筆者だけでなく多くのバラ愛好家にとってまさに「天敵」。鉢植えでバラを育てると、毎日の水やりなどで必然的に間近でバラと接する機会が増え、病害虫の早期発見にもつながります。
3. プランターに「植えてよかった」鉢植えでも育てやすいバラ4選
3.1 クイーン・オブ・スウェーデン
花形の変化が楽しめる「クイーン・オブ・スウェーデン」3/7
筆者撮影
透明感のあるソフトピンクが気品を感じさせるクイーン・オブ・スウェーデン。カップ咲きからロゼット咲きへと花形が変化し、咲き進むにつれて表情を変えるのも魅力です。
直立性のスマートな樹形で狭い場所にも置けるので、筆者は門の前に置いてシンボルツリーのように飾っています。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
3.2 レイニー・ブルー
青みがかった薄紫の花が神秘的な「レイニー・ブルー」4/7
筆者撮影
レイニー・ブルーは青みがかった薄紫の花が神秘的な印象。筆者は鉢植えにして、つるバラとして玄関前のフェンスにからめています。
地植えにするより花が小ぶりになり可憐さが増すことが、鉢植えにしてよかったと思っているポイントです。
※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)
3.3 パット・オースチン
鮮やかなオレンジ色で存在感バツグン「パット・オースチン」5/7
筆者撮影
鮮やかなオレンジ色が存在感バツグンのパット・オースチン。花弁は少なめですが、カラフルな花色が人目を引くので、我が家では道行く人からも見える場所に置いています。
樹勢が強いので鉢植えで育てるときは、やや強めに剪定するのがオススメです。
※参考価格:4000~5000円前後(大苗)
3.4 アンブリッジ・ローズ
愛らしいアプリコットピンクのバラ「アンブリッジ・ローズ」6/7
筆者撮影
アンブリッジ・ローズはアプリコットピンク色が愛らしいバラ。樹形は比較的コンパクトにまとまるので、鉢植えに適しています。
このバラの最大の魅力は、香水のように濃厚で甘い香り。筆者は玄関前に置いて、いつも芳香を楽しんでいます。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
4. 鉢植えバラの夏の管理「4つのポイント」
鉢植えバラの夏の管理ポイントをお伝えします7/7
Sarycheva Olesia/shutterstock.com
4.1 水やりはタップリこまめに
気温の高い夏は、とくに鉢植えは水切れを起こしがちに。朝に水やりをしても夕方には乾いていることがあるため、夕方も水を与えるのがオススメです。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでタップリと与えましょう。
4.2 置き場所の工夫
真夏の強い日差しはバラにとって大きな負担になるため、午後からは日陰になる場所へ移動させましょう。コンクリートやタイルの上に直接置かず、鉢台などを利用して鉢底の通気性をよくし、鉢内の温度上昇を抑えることも大切です。
4.3 活力剤を与える
夏バテしているバラにとって、肥料はかえって株を傷める原因になります。株が弱っていると感じたときは、肥料ではなく、即効性のある活力剤を与えるほうがよいでしょう。
4.4 剪定や葉摘みで風通しよくする
枝が混み合ったり葉が茂りすぎたりすると、風通しが悪くなり蒸れを起こしやすくなります。新しい発芽を促進するために枝を短く切り、空気の循環がスムーズになるように株元の葉を摘みましょう。
5. 鉢植えバラで身近にバラのある暮らしを
美しい花と豊かな香りを身近に感じられ、自由に置き場所を変えられる楽しさは鉢植えバラならではの魅力。悪天候から大切なバラを守れる安心感や、日差しを調整できる利便性もうれしいポイントです。
比較的コンパクトで強い性質のバラであれば、初心者でも鉢植えで栽培できます。お気に入りをみつけて、バラのある暮らしを満喫してみませんか。