2026年度の年金額改定が公表され、公的年金の水準にあらためて関心が集まっています。

標準的な夫婦世帯のモデル年金額が引き上げられる一方で、実際の受給額や老後の生活費には大きな個人差があり、年金だけで暮らしを支える難しさも見えてきます。

とくに、物価上昇や長寿化が続くなかでは、公的年金の仕組みを知るだけでなく、自分が受け取れる額や家計の不足分をどう補うかまで含めて考えることが欠かせません。

国民年金のみの人にとっては、受給額を増やすための制度を知っておくことも重要です。

本記事では、日本の公的年金制度の基本を整理したうえで、2026年度の年金額改定の内容やシニア世帯の家計の実態を確認します。

あわせて、国民年金の受給額を増やす方法の一つである「付加年金」の仕組みについても分かりやすく見ていきましょう。