2. 厚生年金と国民年金の平均受給月額は?最新データをチェック

老後に受け取る年金額は、個人の状況によって差が出ます。

具体的には、以下の要因によって決まります。

  • 現役時代に厚生年金に加入していたか
  • 加入していた場合、その期間と期間中の年収はいくらか
  • 厚生年金に未加入の場合、国民年金保険料を40年間すべて納付したか

現在のシニア世代が実際にいくら年金を受け取っているのか、厚生労働省の資料を基に確認してみましょう。

2.1 厚生年金の平均受給額と分布

厚生年金の平均額(全年齢)2/6

厚生年金の平均額(全年齢)

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均受給月額は以下の通りです。

  • 全体:15万289円
  • 男性:16万9967円
  • 女性:11万1413円

※上記の金額には国民年金分も含まれています。

【厚生年金】受給額の分布(1万円刻み)

  • 1万円未満:4万3399人
  • 1万円~2万円未満:1万4137人
  • 2万円~3万円未満:3万5397人
  • 3万円~4万円未満:6万8210人
  • 4万円~5万円未満:7万6692人
  • 5万円~6万円未満:10万8447人
  • 6万円~7万円未満:31万5106人
  • 7万円~8万円未満:57万8950人
  • 8万円~9万円未満:80万2179人
  • 9万円~10万円未満:101万1457人
  • 10万円~11万円未満:111万2828人
  • 11万円~12万円未満:107万1485人
  • 12万円~13万円未満:97万9155人
  • 13万円~14万円未満:92万3506人
  • 14万円~15万円未満:92万9264人
  • 15万円~16万円未満:96万5035人
  • 16万円~17万円未満:100万1322人
  • 17万円~18万円未満:103万1951人
  • 18万円~19万円未満:102万6888人
  • 19万円~20万円未満:96万2615人
  • 20万円~21万円未満:85万3591人
  • 21万円~22万円未満:70万4633人
  • 22万円~23万円未満:52万3958人
  • 23万円~24万円未満:35万4人
  • 24万円~25万円未満:23万211人
  • 25万円~26万円未満:15万796人
  • 26万円~27万円未満:9万4667人
  • 27万円~28万円未満:5万5083人
  • 28万円~29万円未満:3万289人
  • 29万円~30万円未満:1万5158人
  • 30万円以上:1万9283人

厚生年金の全体の平均月額は15万289円でした。男女別に見ると、男性が16万9967円、女性が11万1413円と、約6万円の差があることが分かります。

また、受給額が1万円に満たない人がいる一方で、30万円以上受け取っている人もおり、個人による差が非常に大きいことが特徴です。

2.2 国民年金の平均受給額と分布

国民年金の平均額(全年齢)3/6

国民年金の平均額(全年齢)

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の平均受給月額は以下の通りです。

  • 全体:5万9310円
  • 男性:6万1595円
  • 女性:5万7582円

【国民年金】受給額の分布(1万円刻み)

  • 1万円未満:5万1828人
  • 1万円~2万円未満:21万3583人
  • 2万円~3万円未満:68万4559人
  • 3万円~4万円未満:206万1539人
  • 4万円~5万円未満:388万83人
  • 5万円~6万円未満:641万228人
  • 6万円~7万円未満:1715万5059人
  • 7万円以上:299万7738人

国民年金の平均月額は全体で約5万9000円です。男女差は4000円程度で、男性が約6万2000円、女性が約5万8000円となっています。

受給額の分布を見ると「6万円以上7万円未満」の層が最も多く、多くの人が満額に近い年金を受け取っていると推測できます。

しかし、こちらも1万円未満から7万円以上まで幅広く分布しており、個人差があることが確認できました。