3. 【給付付き税額控除】2024年実施「定額減税」と何が違う?

給付付き税額控除の仕組みを聞いて、2024年に実施された「定額減税」を思い出す方もいるかもしれません。しかし、給付付き税額控除と定額減税には大きな違いがあります。

定額減税は一律の金額を税額控除する制度で、2024年は所得税から3万円、住民税から1万円の合計4万円が控除されました。そのため、納める税金が控除される金額よりも少ない場合は、その恩恵を受けることができませんでした。

この差額分は調整給付として現金で給付されましたが、あくまで「別の制度」として実施されたものです。

一方、給付付き税額控除は税額控除と現金の給付が最初から1つの制度として実施されます。納税額の多い・少ないにかかわらず、すべての人が平等に恩恵を受けられることが大きな違いです。