2026年2月8日に投開票が行われた衆議院選挙では、消費税減税に関する公約が大きな焦点となりました。過半数議席を獲得した高市政権では「食料品の消費税ゼロ」を2年間の限定措置を検討しており、その後は「給付付き税額控除」を導入することを検討しています。

ニュースで耳にすることが増えた「給付付き税額控除」ですが、私たちの生活にどのような恩恵があるのでしょうか。ここでは、給付付き税額控除の仕組みや「定額減税」との違いについて分かりやすく解説します。

1. 【給付付き税額控除】「減税+お小遣い?」良いとこ取りの仕組み

税額控除=納税額から一定額を減らす1/2

税額控除=納税額から一定額を減らす

各種資料をもとにLIMO編集部作成

給付付き税額控除とは、所得税から一定額を控除する「税額控除」と、控除しきれなかった金額を現金で給付する仕組みを組み合わせたものです。

税額控除のみの場合、納める税金が少ない世帯は恩恵を受けにくいデメリットがありました。しかし、給付付き税額控除では控除しきれなかった分を現金として受け取ることができるので、所得が少なく税負担が少ない世帯にも支援が行き届くようになっています。

すでにアメリカやフランス、カナダなどの先進国で導入されており、所得が少ない世帯を支援する政策として広く活用されています。