春は、働き方や家計を見直すきっかけが増える季節です。新年度を前に、年金額の改定や「106万円の壁」をめぐる制度見直しに関心を寄せている人も多いのではないでしょうか。
公的年金は老後の暮らしを支える土台ですが、受け取れる額は一律ではなく、現役時代の働き方や加入状況によって差が生じます。
さらに近年は、短時間労働者の社会保険適用拡大も進んでおり、年金制度は「受け取る側」だけでなく「これから備える側」にとっても無関係ではなくなっています。
本記事では、日本の公的年金制度の基本を整理したうえで、最新の年金額の水準や受給実態、そして年金制度改正法によって変わるポイントを分かりやすく見ていきます。
今後の働き方や老後資金を考えるうえで、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、証券会社に約8年間勤務し、個人顧客を中心に株式や投資信託、生命保険などの提案・販売に従事。現役世代からシニア層まで、幅広い顧客の資産形成・資産運用をサポート。現在は金融ライター兼個人投資家として活動し、NISA・iDeCo、株式投資・投資信託、年金・社会保険、税金、退職金、相続、住宅ローン、不動産、生命保険など、暮らしとお金に関する幅広いテーマを執筆している。自身も約15年の投資経験を持ち、日本株を中心に資産運用を継続。証券会社で培った実務経験とFPの知識、個人投資家としての経験を生かし、特に資産運用分野を得意としている。(2026年9月2日更新)