「厚生年金10年、国民年金30年」というように、働き方が途中で変わり、加入期間が2つの制度にまたがっている人は少なくありません。自営業からの就職、あるいはその逆で、こうした組み合わせになった場合、将来の年金はどう計算されるのか、不安に感じる人も多いはずです。結論から言うと、年金を受け取る権利自体には問題ありませんが、老齢基礎年金と老齢厚生年金は別々の計算ルールで積み上がる仕組みです。
この記事のポイント
- 老齢年金を受け取るための受給資格期間(10年以上)は、国民年金と厚生年金の期間を合算して判定されます。
- 老齢基礎年金は国民年金・厚生年金の期間を合わせた40年で満額になりますが、老齢厚生年金は厚生年金の加入期間分だけが上乗せされます。
- 「合計40年働いた」という実感と、実際に上乗せされる老齢厚生年金の金額には、加入期間の内訳次第でギャップが生まれます。
Check!
厚生年金10年加入時の試算を確認しましたが、次のページでは加入期間の長さによって上乗せ額がどう変わるかを比較しましょう。