暖かな日差しの中で咲く、涼しげな紫や青の花たち。落ち着きのある紫や、空のように澄んだ青が、庭に洗練された雰囲気を与えてくれます。
その気品あるたたずまいは、ピンクや黄色といった春のイメージカラーとは、ひと味違う春の魅力を感じさせてくれるでしょう。今回は紫や青の春の花を7種、参考価格とともに紹介します。
記事後半では、庭がおしゃれに見える色の組み合わせのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「紫や青の春の花」にまつわるあれこれ
1/12
Andrew Fletcher/shutterstock.com
- ブルーガーデンにおすすめ!紫や青の《春の花》7選
- 庭がおしゃれに見える「色の組み合わせ」3つのコツ
- 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
2. ブルーガーデンにおすすめ!紫や青の《春の花》7選
2.1 ネモフィラ
済んだブルーが美しい「ネモフィラ」2/12
sssubinpark/shutterstock.com
春の絶景スポットで知られるネモフィラ。鮮やかなブルーの花が地面をおおい尽くすように広がり、グランドカバーとして人気の高い一年草です。
移植を嫌うため、ポット苗を買ってきたら、根を崩さずにそっと植えましょう。
※参考価格:200円~400円前後(3号ポット苗)
2.2 ゲラニウム
上品で野趣あふれる「ゲラニウム」3/12
Alex Manders/shutterstock.com
ゲラニウムはイングリッシュガーデンには欠かせない多年草。青や紫、ピンクなど花色が豊富で、なかでも青紫系の品種は、上品で野趣あふれる美しさが魅力です。
高温多湿にはやや弱いため、夏場は風通しのよい半日陰で管理すると元気に育ちます。
※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)
2.3 ムスカリ
花姿が愛らしい「ムスカリ」4/12
Medvedeva Oxana/shutterstock.com
春の訪れとともに顔を出す姿が愛らしいムスカリ。鮮やかな青色や、神秘的な濃い紫色の小さな花が集まり、ブドウの房を逆さにしたような花姿がユニークです。
植えっぱなしでも毎年咲き、分球しながら旺盛に広がります。
※参考価格:50円~150円前後(球根1球)
2.4 アネモネ
一輪でも存在感がある「アネモネ」5/12
JAVI25652/shutterstock.com
アネモネはビビッドな花色が多く、一輪あるだけでも存在感バツグン。花弁の色と花芯の黒とのコントラストが鮮やかで、洗練された美しさがあります。
長い期間咲かせるために、咲き終わった花はこまめに摘み取りましょう。
※参考価格:200円~400円前後(3号ポット苗)
2.5 ロベリア
春から初夏に咲く「ロベリア」6/12
Kersti Lindstrom/shutterstock.com
春から初夏にかけて、株を埋め尽くすように花を咲かせるロベリア。細い茎に可憐な花が密集して咲く姿は、まるで青い霧が立ちこめているような美しさです。
蒸れには弱いので、梅雨前に軽く刈り込んで風通しをよくしてあげましょう。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
2.6 ワスレナグサ
ブルーの小花が爽やかな「ワスレナグサ」7/12
nounours/shutterstock.com
ワスレナグサは青空のように澄んだブルーの花が爽やか。米粒ほどの小さな花がまとまって咲き、ふんわりと柔らかな風景を作り出します。
日当たりと水はけのよい場所を好み、こぼれ種で増えるほど強健な性質です。
※参考価格:100円~400円前後(3号ポット苗)
2.7 デルフィニウム
庭に立体感をもたらす「デルフィニウム」8/12
Elena Mokhova/shutterstock.com
高く伸びた茎に、豪華な花が連なって咲くデルフィニウム。淡い水色から深い青紫色まで、花色のバリエーションが豊富で、庭に立体感と気品をもたらします。
背が高くなる品種は風で倒れやすいため、支柱で支えるとよいでしょう。
※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)
3. 庭がおしゃれに見える「色の組み合わせ」3つのコツ
9/12
Lovelovelove1/shutterstock.com
3.1 同系色のグラデーションにする
紫と青は色彩のトーンが似ているため、混ぜ合わせても違和感がなく、深みのある落ち着いた空間が生まれます。濃い紫の花に淡い水色の花を添えるなど、濃淡のグラデーションをつくりましょう。
同色系で統一すると、全体がしっとりとまとまり、上品で洗練された印象を与えます。
3.2 反対色で引き立てる
紫や青の反対色となる黄色やオレンジを差し色に加えると、お互いの色が鮮やかに引き立ち、春らしいエネルギーに満ちたポップな雰囲気になります。
色の分量は紫・青を7割、黄色・オレンジを3割程度の比率にするとよいでしょう。紫や青の静けさと、黄色やオレンジの明るさが絶妙なコントラストを生み、遠目から見ても目を引く華やかな仕上がりになります。
3.3 透明感のあるホワイトを加える
紫や青の花に白を混ぜ合わせると、清潔感あふれる仕上がりに。白い花は反射板のような役割を果たし、隣にある紫や青の発色をより鮮やかに、美しく際立たせてくれます。
春の柔らかな光の中で、庭が爽やかに映えるおしゃれな組み合わせです。
4. 春に咲く紫や青の花で洗練された春の庭づくり
春の陽光の中で、紫や青の花が凛と咲く姿は、春の庭に静けさと落ち着きを添えてくれます。あわただしい暮らしの中でふと立ち止まり、透き通るような花の色彩を眺める時間は、至福のひとときです。
さらに明るい白や黄色をそっと添えるだけで、春の光が際立つようないきいきとした表情が生まれます。お好みの紫や青の花で、心安らぐ洗練された春の庭づくりをしてみませんか。
5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?10/12
出所:LIMO編集部作成
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
6. こちらの記事もおすすめ!
6.1 植えっぱなしで【ホワイトガーデン】毎年春に「白い花が咲く」多年草6選!日陰に強い植物も
11/12
Tom Meaker/shutterstock.com
植えっぱなしで【ホワイトガーデン】毎年春に「白い花が咲く」多年草6選!日陰に強い植物も
この記事では、植えっぱなしにできる多年草の中から、純白の花が美しい植物を6種ご紹介。見映えする美しいホワイトガーデンをつくるための、多年草の選び方もお伝えしています。
一度植えれば毎年春に可憐な姿を見せてくれる多年草を植えれば、ローメンテで理想の庭を維持できるため、お忙しい方や初心者さんにもおすすめです。
6.2 クリスマスローズが主役の「センスのいい寄せ植え」日陰に強い植物6選
12/12
Natalia Greeske/shutterstock.com
クリスマスローズと相性抜群!日陰の玄関を彩る【センスのいい寄せ植えづくり】おすすめ植物6選
こちらの記事では、冬~春の定番花であるクリスマスローズを主役にした「センスのいい寄せ植えづくり」におすすめの、日陰に強い植物を6種ご紹介しています。
早春から春にかけての玄関先やベランダ、お庭を華やかにしたい方、クリスマスローズが大好きな方におすすめです。