3. 【国民年金・厚生年金】平均でどのくらい受け取っている?
後期高齢者世帯では、実収入の大部分を公的年金が占めています。
では、現在のシニア世代は実際にどのくらいの年金を受け取っているのでしょうか。
厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、国民年金のみの場合と、国民年金に厚生年金を上乗せして受給する場合の平均月額を見ていきます。
3.1 厚生年金(平均月額)
- 75歳~79歳:15万1377円
- 80歳~84歳:15万7689円
- 85歳~89歳:16万5486円
- 90歳以上:16万4027円
3.2 国民年金(平均月額)
- 75歳~79歳:5万9346円
- 80歳~84歳:5万8454円
- 85歳~89歳:5万9066円
- 90歳以上:5万5633円
全体平均で見ると、国民年金の平均月額は約5万9310円、厚生年金(基礎年金を含む)の平均月額は約15万289円となっています。
もっとも、年金額は現役時代の収入や加入期間、働き方などによって大きく変わります。
自営業中心で国民年金のみの人もいれば、会社員として長く働き厚生年金を受け取る人もいるため、受給額の差は非常に大きくなります。
実際、厚生年金の受給額は月1万円未満から30万円以上まで幅広く分布しており、平均値だけでは実態を十分に把握できないのが実情です。
また、夫婦世帯の場合でも、共働きで夫婦ともに厚生年金を受給しているケースと、片方のみ受給しているケースでは世帯収入に大きな差が生まれます。
老後の家計を考えるうえでは、平均額ではなく自分自身がどの程度の年金を受け取れるのかを把握しておくことが重要でしょう。
