3. 葬儀費用が必要な時の正しい方法
「預貯金の払戻し制度」「口座が凍結されてはお金に困る」という遺族を救済するため、2019年から「遺産分割前の払戻し制度」がスタートしています。これを利用すれば、他の相続人の同意がなくても、一定額まで引き出すことが可能です。

◆払い戻しができる金額の計算式
一つの金融機関につき、最大150万円を上限として、以下の計算式で算出された金額を引き出せます。
相続開始時の預金額×3分の1×払い戻しを受ける相続人の法定相続分
例)預金が600万円・相続人は子2人のケース
600万円×3分の1×2分の1=100万円
このケースでは100万円が窓口で手続きすれば引き出しが可能です。
【必要書類の例】
- 故人の除籍謄本(出生から死亡まで)
- 相続人全員の戸籍謄本
- 手続きする人の印鑑証明書・実印