2. 厚生年金・国民年金の平均受給額は?
ライフコース別の年金目安額を見てきましたが、実際に年金を受給している人の平均額はどれくらいなのでしょうか。
ここでは、厚生労働省年金局の「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、厚生年金・国民年金の平均受給額をご紹介します。
2.1 厚生年金の平均受給額
2024年度末時点における厚生年金保険(第1号被保険者)の平均年金月額は以下の通りです。なお、この金額には国民年金(老齢基礎年金)の月額部分も含まれています。
- 全体:15万289円
- 男性:16万9967円
- 女性:11万1413円
キャリア選択の違いなどから男女差はありますが、厚生年金保険に加入している方の受給額は比較的多くなっています。
ただし上記のデータは平均額であるため、下回る可能性も十分にあります。
あくまでも参考程度に把握しておきましょう。
2.2 国民年金の平均受給額
2024年度末時点における国民年金の平均受給額は以下の通りです。
- 全体:5万9310円
- 男性:6万1595円
- 女性:5万7582円
国民年金のみの平均額で見ると、やはり厚生年金に比べて受給額は少なくなってしまいます。
老後の生活費を国民年金だけでまかなうことは難しいと言えるでしょう。
厚生年金への加入期間が短い方は、自分自身で老後資金を準備する重要性がより高いと言えます。
著者
AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1997年生まれ。大学を卒業後、大手証券会社を経てWebライターとして独立。金融・資産運用分野を中心に1000本以上の記事を執筆し、大手銀行系メディアでの実績も持つ。AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格を活かし、専門的な内容を初心者にも分かりやすく伝える記事制作を得意としている。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)