3. 「30万円」はごく一部|現実を踏まえた年金戦略と今からできる対策

厚生年金で月30万円以上を受給できる人は、全体の中でもごくわずかであり、多くの人にとっては到達が難しい水準です。

受給額は収入や加入期間に大きく左右されるため、同じ年齢でも大きな差が生じます。

そのため、「平均」や「一部の高額受給者」の情報だけで判断するのではなく、自分の状況に合わせた見通しを持つことが重要です。

また、将来の年金額は現役時代の選択によって変えることが可能であり、厚生年金への加入、加入期間の延長、保険料水準の維持といった基本的な対策が重要になります。

4月の新年度はキャリアや働き方を見直す良い機会です。今の働き方が将来の年金にどう影響するのかを確認し、早めに対策を考えていくことが安心につながります。

まずは自分の加入状況や見込み受給額を「ねんきんネット」などで確認してみることが、老後の備えへの第一歩となるでしょう。

参考資料

柴田 充輝