3. 70代の資産格差時代|中央値から考えるNISA・iDeCo活用の重要性
70歳代・二人以上世帯の貯蓄状況を見ると、3000万円以上の資産を持つ世帯が一定数存在する一方で、貯蓄ゼロの世帯も約1割いるなど、資産の二極化が進んでいます。
中央値が1100万円台にとどまることからも、多くの世帯が「平均ほどの余裕はない」現実が浮き彫りになっています。
今後の老後生活では、年金に加えて自助努力による資産形成がますます重要になります。
資産形成にはNISAとiDeCoの併用が効果的で、柔軟に引き出したいならNISA、節税しながら老後資金を積み上げたいならiDeCoが向いています。
「今からでは遅い」と感じる方も、50代からなら10年以上の運用期間を確保できます。まずは少額からでも始め、「今できることを今やる」行動が老後の安心につながります。
まず「ねんきんネット」や資産管理ツールを使って、自分の世帯が70歳代の分布のどこに位置するかを冷静に確認しましょう。
平均値ではなく中央値を基準に現状を把握することが第一歩です。
参考資料
柴田 充輝
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
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CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)