3. 70代の資産格差時代|中央値から考えるNISA・iDeCo活用の重要性

70歳代・二人以上世帯の貯蓄状況を見ると、3000万円以上の資産を持つ世帯が一定数存在する一方で、貯蓄ゼロの世帯も約1割いるなど、資産の二極化が進んでいます。

中央値が1100万円台にとどまることからも、多くの世帯が「平均ほどの余裕はない」現実が浮き彫りになっています。

今後の老後生活では、年金に加えて自助努力による資産形成がますます重要になります。

資産形成にはNISAとiDeCoの併用が効果的で、柔軟に引き出したいならNISA、節税しながら老後資金を積み上げたいならiDeCoが向いています。

「今からでは遅い」と感じる方も、50代からなら10年以上の運用期間を確保できます。まずは少額からでも始め、「今できることを今やる」行動が老後の安心につながります。

まず「ねんきんネット」や資産管理ツールを使って、自分の世帯が70歳代の分布のどこに位置するかを冷静に確認しましょう。

平均値ではなく中央値を基準に現状を把握することが第一歩です。

参考資料

柴田 充輝