4. 年金制度、「もらう時期」だけでなく「納める仕組み」の変化にも目を向けよう
今回は、最新の年金改定と2027年から始まる制度改正について解説しました。2026年度の増額は嬉しいニュースですが、現役世代、特に月収63.5万円を超える層にとっては「負担増」という新たな変化が待ち構えています。「保険料が上がるなんて損だ」と感じるかもしれませんが、納めた保険料は社会保険料控除として税負担を軽減し、将来の年金額を底上げする側面もあります。
「将来自分はいくら受け取れるのか」「今の保険料負担で手元にいくら残るのか」を具体的にイメージしてみることで、老後への不安は少しずつ「確かな準備」へと変わっていきます。
参考資料
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 厚生労働省「社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律の概要」
- 日本年金機構「厚生年金保険料率/一般・坑内員・船員の被保険者の方(令和7年度版)」
- 国税庁「社会保険料控除」
村岸 理美