5. まとめにかえて

公的年金は、自ら請求手続きを行うことで受け取れる「申請主義」です。受給資格を満たしていても、請求書を提出しなければ自動的に振り込まれることはありません。

2026年に「年金請求書」が届いたら、まずは記載内容を確認しましょう。手続きは誕生日の前日から可能で、現在はスマートフォンなどを利用した電子申請にも対応しています。

老後の生活を支える大切な資金だからこそ、提出忘れがないよう確実に申請することが重要です。

なお、「自分で申請しなければ受け取れない」公的給付は老齢年金だけではありません。シニア世代の家計を支える主な制度には、次のようなものがあります。

  • 年金に上乗せされる給付:加給年金、老齢年金生活者支援給付金 など
  • 雇用保険から支給される給付:再就職手当、高年齢雇用継続給付、高年齢求職者給付金

これらの受給要件や手続き方法は、社会情勢に応じた法改正によって変更されることもあります。

さらに、国の制度に加えて、お住まいの自治体が独自に設けている支援策や給付制度も確認しておくと安心です。

公的制度を十分に活用するためにも、日頃から最新情報に目を向け、備えておきましょう。

参考資料

マネー編集部年金班