3. おひとりさまが老後に備える方法
データが示すように、独身世帯の老後資金不足は決して他人事ではありません。月約2万8000円の赤字を埋めるためにも、現役のうちから計画的な準備を進めることが重要です。
まず取り組みたいのが、NISAやiDeCoを活用した長期積立です。非課税で運用できるため、少額からでも時間を味方につけながら効率よく資産を増やせます。特にiDeCoは掛金が全額所得控除になるため、現役時の節税効果も見込めます。
次に、支出の見直しも欠かせません。固定費(通信費・保険料・サブスクリプションなど)を定期的に棚卸しし、浮いた分を積立に回す習慣をつけると、無理なく貯蓄ペースを上げられます。
また、就労期間を延ばすことも有効な対策のひとつです。65歳以降も働くことで年金の繰下げ受給が可能となり、受給額を増やせます。70歳まで繰り下げた場合、年金額は最大42%増となります。
「貯蓄ゼロ」の状態からでも、小さな一歩を早く踏み出すほど選択肢は広がります。まずは月1万円の積立など、続けられる金額からスタートしてみましょう。
