3.3 「公的年金等に係る雑所得以外」に含まれる所得の種類
◆給与所得(給与、賞与、パート収入など)
- 給与所得は、給与などの収入金額から給与所得控除額を差し引いて計算します。
◆公的年金等以外の雑所得(個人年金保険、原稿料など)
- 公的年金等以外の雑所得は、総収入金額から必要経費を引いて算出します。
◆配当所得(株式の配当、投資信託の分配金など)
- 配当所得は、収入金額から株式などを取得するための借入金の利子を差し引いたものです。
◆一時所得(生命保険の一時金や満期返戻金など)
- 一時所得は、(総収入金額から収入を得るためにかかった費用と特別控除額(最高50万円)を引いた額)×1/2で計算します。
所得とは、収入から必要経費を差し引いた後の金額を指し、それぞれの所得はこの考え方に基づいて計算されます。
4. 「公的年金等の源泉徴収票」で確定申告の要否を判断する方法
確定申告の対象期間中に受け取った公的年金の正確な金額は、「公的年金等の源泉徴収票」で確認できます。
以下に記載内容の例を示します。
(1)の「支払金額」欄には、税金や社会保険料が天引きされる前の、1年間に支給された年金の総額が記載されています。
この金額が400万円以下で、なおかつ公的年金以外の所得が年間20万円以下の場合、原則として確定申告は不要です。
4.1 「公的年金等の源泉徴収票」はいつ届く?確認方法まとめ
「公的年金等の源泉徴収票」は、郵送で自宅に届くほか、マイナポータルや「ねんきんネット」を通じて電子的に確認することも可能です。
参考として、日本年金機構が2024年12月27日に発表した令和6年分の発行スケジュールは以下の通りです。
- 郵送での受け取り:1月上旬頃から順次発送されます。
- マイナポータルでの確認:1月上旬頃に「お知らせ」として電子データが送付されます。
- ねんきんネットでの確認:1月上旬頃から閲覧可能になります。

