3. リターン重視なら金(ゴールド)への分散投資もアリ

最後に金(ゴールド)も紹介します。金は特にリスクを維持したまま「資産の分散」を進めたい人に向いています。

先述のとおり、株式との分散は債券が定番です。しかし、債券は比較的リスクが低い一方でリターンも小さく、通常は組み入れを増やすとポートフォリオ全体の期待リターンも低下します。

そこで金が候補となります。安全なイメージが強い金ですが、実は値動きが大きい資産です。金価格への連動を目指すETF(上場投資信託)で確認すると、標準偏差(※)は15%~20%前後と、株式と同水準かそれ以上の値動きが生じています。

※標準偏差…値動きの大きさを測る指標。15%なら平時で年±15%程度の値動きが予想される

主なETFの標準偏差(2026年1月末)2/4

主なETFの標準偏差(2026年1月末)

出所:投資信託協会 投信総合検索ライブラリーより著者作成

リターンは基本的にリスクに比例します。「資産の分散」を行いつつリターンを追求したいなら、金の組み入れも検討しましょう。

3.1 参考:オルカンのチャート

S&P500:基準価額と純資産総額の推移4/4

S&P500:基準価額と純資産総額の推移

出所:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS S&P500インデックス 」をもとにLIMO編集部作成

参考資料

若山 卓也