2. 資産の分散:先進国債券 利下げ期待も後押し

株式中心のポートフォリオで「資産の分散」を目指すなら債券が典型的です。

債券と株式は、どちらも企業が発行する有価証券(債券は国も発行)ですが、発行体は原則として株式より債券を優先して支払いを行います。また、発行体が破綻しない限り利回りが確定的ということも株式にない特徴です。

この仕組みから、債券のリスクは基本的に株式よりも小さくなります。資産に組み入れれば、株式100%のポートフォリオよりも通常はリスクが低下します。

債券は国内もいいですが、海外も検討したいところです。日本は利上げフェーズにあり、今後は金利の上昇が想定されます。金利が上昇するということは、利回りの高い債券が新しく市場に出るということで、金利が低いときに発行された既存の債券は価値が下落します。

海外債券なら先進国の方が取り組みやすいでしょう。新興国は一般に為替リスクが大きく、ハードルは高めです。また、先進国は日本に先んじて金利を引き上げていたこともあり、今後は利下げが予想されることもポイントです。