4. 【コラム】データで読み解く!日本の花と球根の需給事情

ガーデニングや日々のお花を楽しむ中で、「この植物はどこから来たのかな?」と気になったことはありませんか?

2026年2月に農林水産省が公表した「花きの現状について」から、日本の花き(観賞用の植物)生産の現状を見てみましょう。

4.1 花き生産の現状:金額ベースで見る

まず「金額ベース」で見ると、国内で流通する花の約9割が国内生産で、輸入は約1割にとどまります。

国内生産の6割弱を占めるのが切り花類で、次いで鉢もの類、花壇用苗もの類と続きます。また、輸入される花も大半(9割弱)が切り花です。

4.2 花き生産の現状:数量ベースで見る

しかし、「数量ベース」で見ると異なる実態が見えてきます。

切り花の国内流通量における輸入割合は約3割(30%)となっており、特にカーネーションやキクの輸入割合が高く、コロンビアやマレーシア、中国などから多く届いています。

また、秋植え・春植えでおなじみの「球根」については、輸入割合(数量ベース)が実に約8割(80%)にのぼります。

その大半が花の国として知られるオランダから輸入されており、国内に流通する球根の多くが海外産であるという特徴があります。

お花屋さんやホームセンターで植物を選ぶとき、実は海を越えて届いたものが数多く含まれています。

日ごろ花苗を選んだり土作りをしたりする際に、産地に注目してみるのも一つの楽しみ方かもしれませんね。

参考資料

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