2月は年金の支給月でもあり、家計の状況を改めて見直す良い機会です。
物価の上昇が続くなか、「年金収入だけでは将来が少し心配」と感じているシニア世帯は少なくないでしょう。
実は、60歳や65歳以上の方々を対象とした国の給付金や手当には、自分から申請しない限り1円も受け取れない制度が数多く存在します。
この記事では、年金を受給している方や働き続けるシニア世代が対象となる「申請が必須」の公的給付を5つに絞って整理し、見落としがちなポイントを詳しく解説します。
※個別の相談やお問い合わせには対応しておりませんので、ご了承ください。
1. 【申請必須】意外と多い?知っておきたい「申請主義」の公的給付
公的年金(老齢年金、障害年金、遺族年金)は、私たちの生活を根底から支える重要なセーフティーネットです。
しかし、これらの年金は支給条件を満たせば自動的に受け取れるわけではありません。年金を受給するためには、まず「年金請求書」を提出し、請求手続きを完了させる必要があります。
同様に、国や地方自治体が提供する多くの「手当」「給付金」「補助金」なども、受け取るためには申請手続きが不可欠です。
もし申請期限を守らなかったり、必要な添付書類が不足していたりすると、本来受け取れるはずだった給付が減額されたり、最悪の場合は受け取れなくなったりする可能性も考えられます。
公的な支援制度を必要な時に確実に利用するためには、自分がどの支援の対象になるのかを正しく理解し、手続きをきちんと進めることが何よりも大切です。
著者
京都教育大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。個人・法人の資産運用コンサルティング業務に従事。「株式・投資信託・債券」などを中心とした資産運用や、保険商品を活用した相続対策など、お金に関するトータルサポートをおこなった。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員資格)、AFP(Affiliated Financial Planner)保有。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)