2. 【年金収入150万・200万・300万】後期高齢者医療保険料をシミュレーション!

後期高齢者医療保険料は、全員が一律で負担する「均等割」と所得に応じて増える「所得割」の2つを合算して決まります。そのため、年金収入の額によって実際の保険料負担は異なります。

ここでは例として、東京都新宿区(東京都後期高齢者医療広域連合)の2026年度(令和8年度)からの計算方法を見てみましょう。

全員が一律で負担する「均等割」は年額5万4600円、所得に応じて増える「所得割」は「所得金額×10.14%」となっており、これらを合算した金額が保険料となります(※一部軽減措置あり)。なお、保険料は年額87万1000円が上限です。

年金収入150万円・200万円・300万円の3パターンでシミュレーションしてみます。保険料を算定する際には、公的年金等控除(最低110万円)と基礎控除(一律43万円)が適用されます。

これらを踏まえて計算すると、年金収入別に見た後期高齢者医療保険料は以下のとおりです(※単身世帯で他に所得がない場合)。

2.1 【年収別】後期高齢者医療保険料

年収 後期高齢者医療保険料

  • 150万円:年額 1万5200円(月額 約1266円)
  • 200万円:年額 9万1200円(月額 7600円)
  • 300万円:年額 20万3600円(月額 約1万6966円)

年金収入150万円の場合は所得が0円となるため、均等割のみの負担で済み、保険料は比較的低い水準に抑えられます。全国平均に近い負担感となるのは、年金収入200万円前後です。

一方、年金収入が300万円程度になると、収入は多いもののその分保険料の負担も増えるため、手取り額は思ったほど多くならないケースもあります。