2.3 知っておきたい「中途換金」の仕組みと注意点
個人向け国債は、発行から1年が経過すれば、いつでも1万円単位で換金することが可能です。
急にまとまった資金が必要になった場合でも、一部または全額を解約できる流動性の高さは、投資初心者にとっても安心材料となるでしょう。
ただし、満期前に売却(換金)する際には、「中途換金調整額」が差し引かれる点に注意が必要です。
この調整額は、以下の計算式で算出されます。
中途換金調整額 = 直近2回分の各利子(税引前)相当額 × 0.79685
この調整額は、これまでに得た利息から支払われる仕組みのため、1年以上保有していれば、投資した元本自体が減ることはありません。
個人向け国債は、「1年以上は動かす予定のない、確実な資金」で検討するのが賢明といえます。
著者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
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