3. 【世帯主が65歳以上の二人以上世帯】有職世帯も含む貯蓄額の平均値と中央値は?

総務省統計局の「家計調査報告〔貯蓄・負債編〕2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)」では、世帯主が65歳以上の二人以上世帯における貯蓄現在高の平均値・中央値も示されています。

世帯主が65歳以上の世帯の貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)−2024年−3/6

世帯主が65歳以上の世帯の貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)−2024年−

出所:総務省統計局「家計調査報告〔貯蓄・負債編〕2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)」

  • 平均値:2509万円
  • 中央値:1658万円

貯蓄現在高の平均値は先に紹介した平均貯蓄額と同じ2500万円台であるものの、中央値は1658万円です。

中央値はより実態を反映した数値であるため、シニア世帯のリアルな貯蓄額に近いと考えられます。

一方で、全体の約3割は3000万円以上の貯蓄を保有しており、ある程度ゆとりを持って生活していることもうかがえます。

老後の貯蓄事情は退職金や相続資産の有無によっても異なるため、格差が広がりやすいのが実情です。

平均値や中央値はあくまでも目安として考え、実際に必要な貯蓄額は各家庭の状況に応じて計算することが求められます。