4. 「変動10年」の適用利率はどのように推移してきたか

個人向け国債の「変動金利タイプ」は、6カ月ごとに金利が見直されるのが大きな特徴です。

金利水準は、2024年3月にマイナス金利政策が解除されて以降、緩やかな上昇傾向にあります。

ここでは、個人向け国債の「変動金利が実際にどのように推移してきたのか」を見ていきます。

個人向け国債「変動10年(第158回債)」発行条件5/6

個人向け国債「変動10年(第158回債)」発行条件

出所:財務省「変動10年(第158回)の発行条件」

個人向け国債「変動10年(第158回)」適用利率の推移

  • 令和5年6月16日から令和5年12月15日:0.3%
  • 令和5年12月16日から令和6年6月15日:0.6%
  • 令和6年6月16日から令和6年12月15日:0.6%
  • 令和6年12月16日から令和7年6月15日:0.7%
  • 令和7年6月16日から令和7年12月15日:0.8%
  • 令和7年12月16日から令和8年6月15日:1.1%

変動10年の第158回債は、当初の適用利率0.3%から上昇を続け、現在の利率は1.1%に達しています。

ただし、変動金利であるため、適用利率が常に上昇し続けるわけではない点には注意が必要です。

市況によっては、適用利率が低下する可能性も考慮しておく必要があるでしょう。

国債金利の推移6/6

国債金利の推移

出所:財務省「国債金利情報」をもとにLIMO編集部作成