妻は夫の言い訳の矛盾に、すぐに気がつきます。追及しないでいると「ごまかせた」と思い込む夫もいますが、妻にはバレバレ。夫の裏切りを見破ったきっかけは、一体どんなことだったのでしょうか。

夫の浮気に気づいたきっかけ

まず結婚6年目、4歳のお子さんがいるAさん夫妻のエピソードを見てみましょう。

「久々にあった仕事の飲み会で、夫が突然朝帰りしてきました」

ご主人によると「駅を出たところで眠り込んでしまった」という話でしたが、その夜は大雨。「夫を心配しながら待っていたのに、スーツがまったく汚れていなかったのです…」と言うAさん。それでもご主人は目の前に携帯をポンと置くなど、平然とした態度。しかし問い詰めるとすぐに白状したようです。

次は結婚4年目、1歳のお子さんがいるB夫妻のエピソードです。

B夫妻は職場結婚。妻は産後に退職しましたが、同僚のことも家でよく話をしていました。しかし、それまでしょっちゅう夫の話題に上っていた後輩の女性の話を、ある頃から急に話さなくなったのです。

変だなと思っていた矢先、元同僚が「あのふたり最近ウワサになってる」と知らせてくれたといいます。まだ小さい子どもを育児中の妻としては怒りしかありません。妻Bさんはきっちりとした行動をとりました。

「子どものことを考えると離婚する気はありません。ただ、相手には少額でも慰謝料を請求して、仕事は一身上の都合で辞めてもらいました。会社に知られると夫にも痛手なので、一切、口外しないという念書付きです。相手の実家にも連絡しました」

見て見ぬフリをすべきか、断固とした行動を起こすべきか、迷う時もあるかもしれません。離婚という方法が一番適している時もあるでしょう。妻Bさんの場合は「子どものため」など優先すべきことを念頭に、その時点で最善だと思うポイントを冷静に押さえたということですね。

浮気の認識には男女差がある!?

一口に浮気といっても、人により判断が分かれます。どこからが「浮気」なのでしょうか。ここでは30~40代の既婚者に聞いた結果を見てみましょう。