6. 老後の収入は「年金だけ」で考えるものではない
老後の暮らしを考えるとき、「年金はいくらもらえるのか」に目が向きがちですが、実際の生活は年金だけで成り立っているわけではありません。
多くの人の老後収入は、次のような複数の要素で構成されています。
- 公的年金
- 現役時代に築いた貯蓄
- 資産運用や不動産などによる収入
- 定年後も続ける仕事からの収入
この中で、公的年金は毎月安定して入ってくる「土台の収入」にあたります。金額が大きく増えることはありませんが、景気や相場に左右されにくく、生涯にわたって支給される点が特徴です。
だからこそ、老後の準備を考えるうえでは、「まず年金でいくら確保できるのか」を把握することが欠かせません。
土台となる年金額が分かれば、
- 生活費との差はいくらか
- 貯蓄でどの程度補う必要があるのか
- 働き続けるべきかどうか
といった判断もしやすくなります。
逆に、年金額を知らないままでは、資産形成や働き方を考えても目標がぼやけたままになってしまいます。
実際に最近では65歳以上も働き続けるシニアが増え、老後の過ごし方や収入源は多様になっています。
これまで見てきたように、年金額は現役時代の収入や加入期間によって大きく変わります。だからこそ自分自身の年金見込み額は早めに確認するのが良いでしょう。