2. 【年代別】日本の給与所得者の平均年収は?

国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、年代別における日本の給与所得者の平均年収は以下のとおりです。

年齢別のデータを見ると、20歳代から30歳代にかけて年収が大きく伸び、50歳代後半(55~59歳)でピークを迎えていることが分かります。

その後は、60歳代に入ると水準が下がり、現役時代とは明確に異なる局面に移行します。

また、すべての年代において男女差が存在し、とくに40歳代・50歳代では、男女で200万円以上の差が生じている層も確認できます。

全体平均の478万円という数値は、こうした年代差や男女差を含んだ結果だと言えるでしょう。

なお、将来受け取る年金額は、「どの年代で、どの程度の年収水準で、どれだけの期間働いたか」によって決まります。

その意味で、40歳代から50歳代の中心的な年収帯に近い「平均年収600万円前後」の層は、将来の年金水準を具体的に知りたいと考える人が多い層でもあります。

次章以降では、この「平均年収600万円で40年間働いた場合」を想定し、厚生年金がどの程度の月額になるのかを確認していきます。