2. まとめにかえて

今回ご紹介した統計の数字は、あくまで一つの目安に過ぎません。周りのデータと比べて、一喜一憂しすぎる必要はないでしょう。

実際の家計の安心感は、目前の金融資産の額だけでは測れないものです。住宅ローンなどの「負債」を差し引いた本当の資産額や、将来の住居費を抑えてくれる「持ち家の価値」なども含めて、トータルで捉える視点が欠かせません。

たとえば、手持ち現金が少なくても完済間近の家がある人と、貯蓄はあっても多額のローンを抱える人では、数字の持つ意味は全く変わってくるはずです。貯蓄のペースは、その時々のライフイベントや置かれた環境によって当然個人差が出ます。

まずはご自身の現状を、まるごと把握するところから始めてみませんか。物価高が続く2026年だからこそ、他人と比較するのではなく、ご自身の未来のために無理のないペースで資産づくりを進めていきたいものです。

参考資料

マネー編集部貯蓄班