3. 【年金をもらう人】年金から源泉徴収される所得税とは

年金所得と年金から源泉徴収所得税は次の通り計算します。

  • 年金所得=年金支給額ー公的年金等控除額
  • 源泉徴収税額=(年金所得-基礎控除額(95万円)-各種控除額)×所得税率(復興特別所得税を含めて5.105%)

公的年金等控除額は年金受給者の年齢に応じて次の通りです。

  • 65歳未満の公的年金等控除額:60万円(年金額130万円未満)
  • 65歳以上の公的年金等控除額:110万円(年金額330万円未満)

例えば、65歳以上の年金受給者で各種控除がない場合、年金支給額から公的年金等控除額(110万円)と基礎控除額(95万円)の合計金額(205万円)を差し引いた金額が課税対象となります。年金支給額が205万円以下なら所得税は源泉徴収されません。

(参考)年齢別・年金収入別の公的年金等控除額

公的年金等に係る雑所得の速算表

出所:国税庁「高齢者と税(年金と税)」

ここまで、確定申告不要制度と確定申告しないといけない年金受給者、年金から源泉徴収される所得税について解説しました。次章では、源泉徴収時の各種控除と申告不要でも確定申告した方がいいケースについて紹介します。