2026年になりました。新しい年の始まりは、「今年こそ何かに挑戦したい」「自分を少しでも成長させたい」と、前向きな気持ちが自然と高まるときですよね。新年は、これまで気になりながらも後回しにしてきたことや、温めてきた目標に向き合い、一歩踏み出す絶好のチャンスです。
その選択肢として「資格取得」を視野に入れている方も多いのではないでしょうか。国家資格や公的資格の中には、特別な職務経験がなくても挑戦できるものも多くあります。資格取得を通じて知識やスキルを身につけられるだけでなく、「やり遂げた」という達成感や自信にもつながり、今後のキャリア形成はもちろん、日常生活のさまざまな場面で役立つ点も大きな魅力です。
そこで今回は、2026年に新しく何かを始めたい方や、初めて資格取得にチャレンジする方でも比較的取り組みやすいおすすめの資格を3つご紹介します。「何から始めればいいかわからない」という方も、参考にしてみてください。
1. 【誰でも受検できる!注目資格 その1】通関士
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1.1 通関士とは
通関士は、日本で唯一、貿易実務に関する専門知識を国が認めた国家資格であり、国際物流の最前線で活躍するプロフェッショナルです。海外と日本を行き来するさまざまな貨物が、法律に基づいて適切かつスムーズに通関できるよう、税関手続きの中核を担っています。
具体的には、物品の輸出入に際して必要となる申告業務をはじめ、関税や消費税などの税額の確定・納付手続き、インボイスやパッキングリストといった関連書類の作成・確認など、専門性の高い業務を幅広く担当します。
1.2 合格率・難易度
合格率は15.1%(期間:2025年10月5日実施)と、数ある国家資格の中でもかなり低い水準に位置しています。試験では、日常生活ではあまり耳にすることのない専門用語が数多く登場するほか、貿易関連法規や制度の理解も求められるでしょう。
さらに、法改正や制度変更が行われるたびに最新の内容へ対応する必要があり、単なる暗記ではなく、背景や仕組みを理解したうえでの応用力が問われる点も難易度を高める要因となっています。そのため、計画的な学習と継続的な情報アップデートが欠かせません。
1.3 生かせる仕事・場面
通関士は、輸出入者に代わって申告や書類作成を代理・代行できる唯一の資格者です。複雑化する貿易ルールや関税制度を正しく理解し、企業の円滑な国際取引を支える存在として、物流会社や通関業者、商社、メーカーなど、幅広い分野で活躍の場があります。専門性・社会的信頼性・将来性を兼ね備えた、非常に価値の高い資格といえるでしょう。
【資格詳細情報】
| 受検資格 | 誰でも受検可能 |
| 取得にかかる費用 | 3000円 |
| 合格基準 | 合格基準は合格発表の際に公表することとしており、事前には公表なし |
| 公式サイト | 税関 (Japan Customs) |
2. 【誰でも受検できる!注目資格 その2】TOEIC(R)
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2.1 TOEIC(R)とは
「TOEIC(R)(Test of English for International Communication)」は、世界約160カ国で実施されている、国際的に認知度の高い英語試験です。英語力をスコアで評価する仕組みのため、「自分の英語力が今どのレベルにあるのか」「どれくらい成長したのか」を客観的に把握できます。
TOEIC(R)には、測定したいスキルや目的に応じて選べる複数のテストが用意されており、中でも特に知名度が高く、企業の採用・昇進基準や大学での評価指標として広く利用されているのが、「TOEIC(R)Listening & Reading Test」です。英語を使った仕事を目指す方はもちろん、英語学習の成果を可視化したい方にとっても、現在の実力を確認する最適な試験といえるでしょう。
2.2 合格率・難易度
「TOEIC(R)」は、合格・不合格という判定はなく、結果がスコアで判定される試験です。試験結果は、リスニングが5点〜495点、リーディングが5点〜495点で評価され、両者を合算した10点〜990点のスコアによって現在の英語力が示されます。実際に、2025年12月20日実施回の平均スコアは600.1点となっており、この数値は多くの受験者にとって1つの基準や目標ラインとして意識されています。
2.3 生かせる仕事・場面
TOEIC(R)で高スコアを獲得できれば、進路選択や昇進・昇格、転職活動において大きな強みとなります。実際に、多くの企業が英語力の客観的な指標として活用しており、海外出張や海外赴任者の選抜時にスコアを要件または評価基準の1つとしているケースも少なくありません。
また、TOEIC(R)対策の学習を通じて、会議やメール、電話対応など、日常的かつ実践的なビジネスシーンを想定した英語表現やリスニング力・読解力を鍛えることができます。その結果、実務に直結する英語力が自然と身につき、着実なスキルアップにつながるでしょう。
【資格詳細情報】
| 受検資格 | 誰でも受験可能 |
| 取得にかかる費用 | 7810円 |
| 合格基準 | 合格・不合格の制度なし |
| 公式サイト | 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 |
3. 【誰でも受検できる!注目資格 その3】旅行業務取扱管理者
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3.1 旅行業務取扱管理者とは
「旅行業務取扱管理者」は、旅行会社において、旅行商品の企画・立案から販売までを支える中核的な存在として、取引条件の説明や契約内容の管理・監督を担い、旅行取引の公正性・安全性・利便性を守る重要な役割を果たします。
試験は、業務範囲に応じて3つのタイプに分かれています。国内旅行のみを扱える「国内旅行業務取扱管理者」、国内外すべての旅行業務に対応できる「総合旅行業務取扱管理者」、そして営業所のある市町村や隣接地域に限定して旅行商品を取り扱える「地域限定旅行業務取扱管理者」です。
3.2 合格率・難易度
各資格の合格率は「国内旅行業務取扱管理者」35.6%(期間:2025年9月4日~26日実施)、「総合旅行業務取扱管理者」は26.1%(期間:2025年10月26日実施)とやや難関ながら、専門性の高さを考えれば納得の数字です。
一方で、「地域限定旅行業務取扱管理者」は49.0%(期間:2025年9⽉28⽇実施)と、比較的チャレンジしやすい合格率となっています。いずれの資格も出題傾向を押さえ、計画的に学習を進めれば十分に合格を狙えます。
3.3 生かせる仕事・場面
「旅行業務取扱管理者」は、各旅行業者の営業所に原則1名以上の配置が法律で義務付けられている国家資格です。つまり、この資格を持っているだけで、旅行会社の運営に欠かせない存在として高く評価されます。
そのため、就職や転職の場面では即戦力として見られやすく、採用時の評価アップに直結します。さらに、資格保有者は配置義務があることから需要が安定しており、職場での立場やキャリアの安定につながりやすいのも大きな魅力です。旅行業界で長く活躍したい方、専門性を武器にキャリアを築きたい方におすすめの資格です。
【資格詳細情報】
| 受検資格 | 誰でも受検可能 |
| 取得にかかる費用 | 【国内旅行業務取扱管理者】受検手数料/8000円 システム利用料/660円 【総合旅行業務取扱管理者】受検手数料/1万3000円 システム利用料/660円 【地域限定旅行業務取扱管理者】5500円 |
| 合格基準 | 【国内旅行業務取扱管理者・総合旅行業務取扱管理者】 各受験科目で60%以上 【地域限定旅行業務取扱管理者】 旅行業法およびこれに基づく命令は60点以上かつ旅行業約款、運送約款および宿泊約款は58点以上かつ国内旅行実務は24点以上 |
| 公式サイト | 一般社団法人 日本旅行業協会 、国土交通省 観光庁 |
4. 初心者も安心!誰でも受検できる2026年注目の「国家・民間資格」
今回は、2026年のはじめに選びたい国家・民間資格「通関士」「TOEIC(R)」「旅行業務取扱管理者」をご紹介しました。
ご紹介した内容は、制度改正などにより変更される場合があります。受検を検討される際は、必ず公式サイトをご確認のうえ、最新情報をチェックするようにしてください。
資格に挑戦し、自信につながる1年にしてくださいね。
4.1 【情報まとめ】誰でも挑戦できる!2026年の注目資格3つ
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参考資料
- 税関 (Japan Customs)
- 税関 (Japan Customs) 第59回通関士試験の結果について(令和7年10月5日実施)
- 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 各テストの平均スコア・スコア分布・受験者数(2025年12月20日午後実施)
- 一般社団法人 日本旅行業協会
- 一般社団法人 日本旅行業協会 令和7年度 国内旅行業務取扱管理者試験 実施結果一覧表 (2025年9月4日~26日実施)
- 一般社団法人 日本旅行業協会 令和7年度 総合旅行業務取扱管理者試験(10月26日実施)実施結果
- 国土交通省 観光庁
- 令和7年度 地域限定旅⾏業務取扱管理者試験 実施状況⼀覧表 (令和7年9⽉28⽇実施)
LIMO編集部